翻訳と辞書 |
BARBEE BOYS : ウィキペディア日本語版 | BARBEE BOYS[ばーびーぼーいず]
BARBEE BOYS(バービーボーイズ)は、主に1980年代に活動した日本のロックバンド。ツインボーカル編成の男女5人組で構成される。1992年に解散。 == 概要 == メンバーはKONTA(近藤敦)、杏子、いまみちともたか(イマサ)、ENRIQUE、小沼俊昭(コイソ)の5人。KONTAと杏子による男女混声ツインボーカル〔一般的なセオリーとは逆に男が高音、女が低音を担当するのも大きな特徴。ただし、数曲KONTAないしは杏子のソロナンバーがあり、さらに「eeney meeney barbee moe」収録の「クラリネット」のみ、いまみちがソロでボーカルを取る。詳細は各アルバム参照のこと〕は1980年代の日本のロックシーンにおいては稀な個性であり、鮮烈な印象を与えた。 バンド名は、いまみちによると酒場でたむろするゴロツキの意味「barfly」と付けたかったが、「fly」が「ハエ」とあまり品がないため「ハチ」を意味する「bee」に変えたことに由来するとしているものの〔公式サイトbarbeeboys09.comのTEN BY TEN BEE(iMASAのコメント)より〕、ある時の打ち上げでKONTAが持ち込んだバービー人形に由来するとも語っている〔吉田豪「バンドライフ」メディアックス収録のインタビューより。なお、BOYSについてもシティボーイズをまねたと言う。結果的にガールが加入したことで矛盾が生じたことよりも、歳をとってもボーイズを名乗り続けなければならないことを後悔していると述べている〕。なお、女性を含むにも拘らず「BOYS」を名乗るのは杏子が加入する前はメンバーが全員男性であったため。アマチュア時代は女性視点のパートは顔を白塗りにしたKONTAが歌っていた〔杏子「あの夕陽の彼方へ」(月刊カドカワ 1992年3月)による〕。1983年にライブハウスで対バンを行った際、男女の掛け合いボーカル曲(実は杏子を勧誘するために作った楽曲)の女性パートを杏子にゲストボーカルとして歌って貰った。その模様を録音し、オーディション応募のデモテープとしたことがきっかけとなり、のちに彼女も正式加入することになった。 ライブはサポートメンバーをつけず(スタジオ録音では一部の曲にPSY・Sの松浦雅也がキーボードで参加しているが)、解散まで杏子以外の4人での演奏を貫いた。男女ツインボーカルを活かし、男女間の痴話をぶつけ合う歌詞とトリッキーなサウンドの楽曲はバービーボーイズの個性であり強みである。その独特なカラーに影響されたアーティストは多く、椎名林檎やポルノグラフィティなどが公言している。中でもバンドのグループ魂は、ゲストボーカルに杏子を迎え、リスペクトしたオリジナル曲「片付けられない7Days」を制作。メンバーのいまみちともたかにも絶賛されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BARBEE BOYS」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|